石友 だより
目指すは何処?
お客様がよく”お浄土へ行く”迎えが来たら上にあがる”あの世に行ったら”来世に”等、よく言われます。勿論、宗旨宗派関係なく、この例えはよく出てきます。場所?位置?的には、人間界から西方十万億土を隔てあるといわれていたり、阿弥陀仏のいる清らかな国、神の近く、天国へ、天界の、を指している・・・等が多くです。西方極楽、西方安楽国とも言われつまりは天国、極楽、等異世界といった、現世ではない世界のようです。感じられるのはやはり、信心深い方ほど、今の自分の行いが異世界への導きとなると思っておられるようです。必死も良いですが今の行いなどに余裕がある程度ない限り、次の段階への準備は難しいと感じます。見えない世界に向かって、先の事も考えていかなければと、余裕をもつ事などは本当に難しい限りです。CORONAも終息の気配も薄いですし、地震に、戦争も始まり、ミサイルも飛んできて。と、心休まずの今の状況を”平和”と表現するには躊躇なく厳しく。頑張れば努力すれば何とかなる時代はなくなってきている感じがします。人間だけがもちうる:万物に霊があったとして、皆様が現世ではない世界を求められる気持ちも、よくと伝わってきます。目指すは、いったい何処になる?のかわかりませんが希望を持つことだけは核となっている気がします。科学も進み、この世界の謎解きがされていき、目に見えないものへの期待弱もわかります。”安心”のよりどころは?いったい?何処?上の方?とは?目指す?が、課題となりますが、一念通天、今を精一杯生きる事も又近道なのかと感じます。近道の手法=供養のお手伝いを大切にして行きたいと一層思いました。墓石アドバイザーとして、しっかりお応えできるよう勤勉でありたいと心がけます。